あじさいの里を育み守ってこられた方々

💐今年も開成町あじさいまつりが催され、神奈川で最も小さな町に多くの方が訪れています。活気が溢れるも、あじさいの小径は穏やかな表情でのんびり歩く人ばかりなので、あじさいの里は静謐にたちながら、そのやわらかな雰囲気
はいつものままです。
🏞️私が生まれる前年にあじさいの里は生まれました。遊び場は田んぼと小川…それだけでも幼少時代の私にとってこのまちは居心地よく、飽きることのない風景が広がっていました。あじさいの里ができたと言っても、咲き誇るという表現にはまだ似合わない景観でした。
🧑‍🌾あじさいまつり開催の前週、昼休みの散策へとあじさいの里へ行きました。6月になったばかりとは思えないほどの陽射しを受けながら、黙々とあじさいの株周りの草取りに励まれる方々の姿がありました。…おじいちゃん、おばあちゃんたちでした。その時に私は、この方々のおかげなんだな…この人たちの何十年分の想いの積み重ねが、今に咲き誇るあじさいの里を築き上げたんだな…そう思いました。もちろん、あじさいの里を立ち上げ、計画的な里づくりを進めてこられた公助の存在はとても大きいと思います。ただ、私が田んぼで野球をしていたあの頃から、あじさいの町への想いを継承しながら、陰であじさいを育み、守られてきた方々を知ることで、その存在の大きさと郷土愛の深さに感謝と尊敬の気持ちが溢れてくるのでした。

…そういえば、あじさいまつりが開催されてからは、あじさいの里へは行っていませんでした…。…行こう。

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